お知らせ
9月に入り、大きな台風がやって来て心配しましたが、なんとか田縁の田んぼは大した被害もなく持ち堪えることができました。
しかし、今年はウンカが大量に発生し、糸島のあちらこちらの田んぼでは農薬を撒いています。
田縁の田んぼは農薬を一切使わないので、ウンカで晩生品種の稲の一部が変色していますが、涼しい気候になったおかげでウンカの発生が抑えられ、まずまずのお米の収穫になるのではないかと思われます。
たわわに実ったつくしろまん!早生品種のつくしろまんは今週末から稲刈りが始まるので、ウンカの被害に合う間もなく、無事に収穫できそうです!
「たつ」の畦には色鮮やかな彼岸花が咲き始め、稲穂とのコントラストで美しい原風景が広がっています。
緑の絨毯が広がった8月の棚田。
左手前は黒米、右から奥に広がるのはうるち米の稲です。
4月の緊急事態宣言をうけ、しばらくはスタッフだけで米づくり行っていました。
6月の田植えが終わった翌週からは、無農薬栽培には必須の草押しによる除草を行いました。
7月は、れんげ草を咲かせなかった田んぼへ油粕の肥料ふり。
現在もコロナ禍におけるマナーと注意を心がけ、米づくりサポーターの参加もあって、おかげさまで順調にお米は育っています。
先日はお盆前のお休みに向け、サポーターハウスのあるさとの庵の草取りを行ました。
暑いので熱中症にならないよう、小まめな休憩と水分補給を行う最中、子どもたちは飛び交うたくさんのトンボと遊ぶ風景。
まるで田舎に親戚が集まったような雰囲気に心和みます。
現在、米づくりサポーターの皆さんに農作業に来ていただく事はできませんが、井原山田縁プロジェクトはコロナウィルス感染拡大の抑制に最大限配慮しつつ、棚田を守り、命の糧になるお米作りを粛々と進めていきます。
そのため、今まで公開していました田縁の活動記録でもある「田縁日記」は、しばらくの間、米づくりサポーター(会員)限定公開となります。
事態の早期終息と、周りの大切な人たちの健康と安全をお祈りいたします。